秋の実り
- 2019/10/08
- 09:50

「秋暮るゝ 奈良の旅籠や 柿の味」 明治28年10月に奈良を訪れた正岡子規が残した句です。
当時宿泊した旅館の跡地にこの句碑が建立され、子規が好んで詠んだ草花を植えた「子規の庭」が
当園から徒歩15分ほどの場所にあることをご存じの方も多いと思います。
当園の樹木のプロデュースをお願いしている樹木医の正岡明氏は正岡子規の子孫で、中心となって
子規の庭の作庭に携わられました。
上の写真は当園茶室横の柿の木です。 たわわに実った実が重そうですが、野鳥たちのごちそうに
なっています。 他にも どんぐり、木斛、ウメモドキなど秋の実りを当園でぜひお楽しみください。
なお、余談ですが、ポルトガルから来られたお客様から自国でも「かき」と呼ばれているとお聞きしました。
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