卵の上に!
- 2019/06/24
- 09:47

先月モリアオガエルの今年初めての産卵をお伝えしました。あれから1月余り、次々と産卵してくれている吉城園のアイドル モリアオガエルですが、今朝撮影した写真をご覧下さい。 卵の上になんと8匹の蛙が乗っています。足をモゾモゾ動かして卵を下の池に落とそうとしています。こんなにたくさんの蛙が居たことにビックリ!みんなで協力して子孫を残そうと頑張っている健気な姿に 感動 です。...
沙羅双樹
- 2019/06/22
- 15:25

平家物語の一節 「祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必滅の 理をあらはす」 はあまりにも有名ですが、この花はたった一日で散ってしまい、ヒラヒラと花びらが舞い落ちるのではく、ポトリと花一個ごと落ちてしまいます。その儚さ故にこのように謡われたものでしょうか、 しかしながらとても清楚で、綺麗な花です。(正式名は夏椿ですが、日本では沙羅双樹が育ち難いため、各地の寺院でこれを沙...
小さな睡蓮
- 2019/06/21
- 12:16

来園されるお客様は池の庭と聞いて見事な睡蓮を想像なさるようですが・・・残念ながら吉城園の睡蓮は見落としてしまいそうな小さな、小さな花です。それでも期待に応えたいと一生懸命咲いているようで、何故か胸を打つのです。これは吉城園スッタッフの欲目というものでしょうか? 池の中央部石灯籠の下の可憐な花に目を留めてあげて下さい。...
6月の主役
- 2019/06/12
- 09:16

吉城園の門は控えめで小さく、つい見過ごしてしまって通り過ぎる方もおられます。その門をくぐって右を振り向くと、そこにはこの写真のような素敵な魔法の入り口があります。雨上がりの苔の庭、夏椿やユスラウメもとても美しい当園の自慢ですが、この時期の主役は何と言っても 紫陽花 です。小ぶりで色鮮やかな青、紫、ピンクが深緑に映えてその佇まいの美しさにしばし時を忘れるほど。吉城園の時を止める魔法にかかってみてはい...
剪定作業
- 2019/06/06
- 09:53

真夏のような暑さが続きます。梅雨の季節が抜けてしまった感がある今年の5~6月。日陰になっていないところの苔やモリアオガエルにとっては残酷な強い日差しです。そんな中、サツキは満開、青々と葉を茂らせて濃いピンク色の花を誇らしげに咲かせています。実はこの時期がサツキにとって剪定に最適の時期。来年も美しい花を咲かせるように、伸びすぎている背丈が池の景観を邪魔しないようにと、早朝から職人さんたちが剪定作業をし...