青もみじとあじさい
- 2022/06/05
- 16:46

梅雨間近とあってはっきりしないお天気が続いていますが、奈良の街は少しづつ賑わいを取り戻してきました。半月位前から修学旅行生の行列が朝から夕方まで溢れています。奈良といえば『修学旅行』ですよね、制服姿の行列が一層嬉しく感じられる今日この頃です。一歩吉城園へ足を踏み入れて頂きますと静寂の中、雨上がりの青もみじが美しく、マスクを外して深呼吸をしたくなります。茶花の庭のアジサイも咲き始めました。...
初冬の遊歩道
- 2018/12/07
- 12:34

この写真を撮ったのは1週間ほど前。それから雨が2度降りました。山茶花が咲いています。白、赤、ピンク、と それはきれいに咲いています。苔や遊歩道の上に落ちた紅葉は雨で茶色になり、そろそろ冬枯れの季節に入ります。茶花の庭には秋椿や水仙が咲き始めました。吉城園の紅葉の最盛期は終わりかけていますが、秋から冬への季節の移ろいをご覧いただけます。風の強い日にはどんぐりがバラバラと落ちてきます。もうすぐ秋が終わり...
秋の草花 『水引草』
- 2017/09/07
- 11:43

焼けつくような夏が去り、急に涼しくなりました。吉城園の花たちも季節が移ったことをいち早く教えてくれています。吉城川沿いに水引草が見落としてしまいそうな優しい小さな花をつけました・このようなかそけき草花こそ静かな日本庭園にとても良く似合います。...
吉城川
- 2016/11/11
- 15:03

「吉城園」の読み方を尋ねられることが度々ですので、改めまして 「よしきえん」と読みます。写真は現在の吉城川ですが万葉集にも詠われた川で、当時は宣寸川(よしきがわ)の字が当てられていました。庭園の名前は横を流れる川の名前に因んだものでしょう。 『吾妹子に、衣春日の宣寸川 、よしもあらぬか 妹の目を見む』 読み人知らず現在は水量も少なく、艶っぽい詩が浮かぶ風情は今ひとつといったところでしょ...