閉園のお知らせ
- 2019/09/07
- 10:17

台風がいくつか通りすぎ、15号が接近中とのニュースが流れています。本日は朝から30度越えの暑さ、残暑が厳しいこの数日間です。昨年はこの時期に関西を直撃した台風の猛烈な強風で、当園は茶花の庭の桜の古木が折れ四阿の屋根瓦が割れるという大きな被害を受けました。 庭園管理の男性たちはお客様の安全のために毎日枯損木や危険木の点検、確認を行っています。お客様にお知らせ致します。9月24日(火)から27日(金)までの4日間、...
合歓の木
- 2019/07/08
- 11:06

吉城園では季節ごとにいろいろな花が咲きます。今、合歓の花が満開の時期を迎えています。高木なので見上げないとなかなか見ていただけません。 この写真は池の庭の四阿から撮影しました。花は糸状の薄紅色、先に向かってグラデーションになっています。 羽根扇のような形です。ネムの名は暗くなると葉が閉じることから、合歓は中国でこの木が夫婦円満のシンボルであることから名付けられたとか。いずれにしても何となくロマンテ...
沙羅双樹
- 2019/06/22
- 15:25

平家物語の一節 「祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必滅の 理をあらはす」 はあまりにも有名ですが、この花はたった一日で散ってしまい、ヒラヒラと花びらが舞い落ちるのではく、ポトリと花一個ごと落ちてしまいます。その儚さ故にこのように謡われたものでしょうか、 しかしながらとても清楚で、綺麗な花です。(正式名は夏椿ですが、日本では沙羅双樹が育ち難いため、各地の寺院でこれを沙...
小さな睡蓮
- 2019/06/21
- 12:16

来園されるお客様は池の庭と聞いて見事な睡蓮を想像なさるようですが・・・残念ながら吉城園の睡蓮は見落としてしまいそうな小さな、小さな花です。それでも期待に応えたいと一生懸命咲いているようで、何故か胸を打つのです。これは吉城園スッタッフの欲目というものでしょうか? 池の中央部石灯籠の下の可憐な花に目を留めてあげて下さい。...
剪定作業
- 2019/06/06
- 09:53

真夏のような暑さが続きます。梅雨の季節が抜けてしまった感がある今年の5~6月。日陰になっていないところの苔やモリアオガエルにとっては残酷な強い日差しです。そんな中、サツキは満開、青々と葉を茂らせて濃いピンク色の花を誇らしげに咲かせています。実はこの時期がサツキにとって剪定に最適の時期。来年も美しい花を咲かせるように、伸びすぎている背丈が池の景観を邪魔しないようにと、早朝から職人さんたちが剪定作業をし...